駐在なう。-Hiroki's Life in Malaysia-

マレーシア駐在の関西人コンサルタントが書きたいことを書きます〜

#29 トコナツ×ノ×ココナツ

 

どうもみなさんおはこんばんにちは、鍋島です😎

 

えー、暇です笑

 

MCO2.0ということで、Grabのフードデリバリーの受け取りとスーパーへの買い出し以外は、一生ひきこもっておりますf:id:Hiroki666:20201109010007p:plain

 

先日Village Grocerに行った際には、クリスマスの装飾から旧正月用の装飾に切り替わっており、もうそんな時期か~と一人エモくなってました。

 

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旧正月に食べられるYEE SANG

本場の中国にはなく、マレーシア・シンガポールの中華系の間で食べられている

カラフルな食材にはそれぞれ意味があり、おせちみたいな感じ🎍

家族でテーブルを囲んで、長い箸でかき混ぜながら新年の願いを願うのが風習

(去年、マレーシアメンバーと一緒にやりましたが、楽しかったです😎

色んな味がして、そこそこ美味しいです笑)

 

で、暇や暇や言っているのも実は理由があり、先週の金曜日で2020/7からアサインされてきたプロジェクトのフェーズが完了し、仕事が落ち着いたからなのです😀

 

ってことで折角なので、ちょっと仕事の話でもするか~(暇やし)と思ったので、今回は久しぶりに(ってか初めてくらい?)駐在員っぽい記事を書きたいと思います~

(ちょっとマニアックな記事になるかもですが、ご容赦ください😗)

 

プロジェクト振り返り

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そうなんです、こんな画像を作るくらいヒマナンデス笑

(先週からNETFLIXHUNTER×HUNTERを見始めており、がっつりハマっております)

 

すんません、話を本題に戻しましょうf:id:Hiroki666:20210119162811p:plain

 

振り返ると言いつつも、コンサル会社のプロジェクトってブラックボックスでなんか分かりにくいかと思うので、簡単に仕事の流れをまとめてみました~

(プロジェクトによってちょいちょい違いますが、まぁ大体こんなもんやろって感じでまとめています➰)

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Proposal(提案フェーズ)

これもプロジェクトによりけりですが、多くの場合クライアントの方からRFP(Request for Proposal: 提案依頼書)の受領がスタートポイントとなります。ただ、MY赴任直後はなかなか提案機会もなかったので、クライアント訪問やパートナー企業とのアライアンス強化などを進めていました。

提案しても毎回Winとはならないので、Closingまで行けた時の喜びは一入です笑

 

Initiation(立ち上げフェーズ)

プロジェクト開始前後の期間を指します。

プロジェクトってクライアントも合わせてかなり多くの人が関与しているので、色々ルール決めが必要となります。(ここでちゃんと決めておかないと、のちのちしんどくなることが多々あります笑)

あと、タイムライン、プロジェクト体制やメンバーの役割などもこのタイミングで最終化しているケースが多いです。

 

Design(要件定義・設計フェーズ)

実際にコンサルタントがクライアントとプロジェクトを遂行してる期間を指します。

多くの場合、

  1. 現行の業務と経営課題のヒアリング
  2. 具体化・優先度付け
  3. あるべき業務の定義と実現

といった流れですかね。

プロジェクトの中でも一番やりがいがあってチャレンジングな期間だと思います笑

また最近だと多くの場合、DX(デジタルトランスフォーメーション)の文脈で、新しい業務フローの定義と同じタイミングでITソリューションの導入を行うことが多いので、バリバリITもやっています。

(昔のコンサルみたいに提案書1つだけで○○億!みたいな世界ではないです😶)

 

Change Management / Stabilization(意識改革・安定化フェーズ)

新業務とソリューションローンチ後の期間を指します。

多くの場合、業務とソリューションを変えただけでは現場のオペレーションは変革できません。(まぁ、急に昨日までやっていた業務から全く違うなにかに順応するのは誰でも難しいですからね。)

なので、新業務への移行と安定化をサポートしています。プロジェクトにもよりますが、国内での安定化が図れた後はスコープを海外に移して、海外展開プロジェクトに発展するケースもあります。

 

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いやー、マニアックですね~笑

(もっとポップな内容をご所望の方はこちらをどうぞ!)

 

とまぁ、なんとなくプロジェクトの進め方を理解いただいたところで今回のプロジェクトの概要の紹介です~

 

  • クライアント:マレーシアローカル企業
  • プロジェクト期間:6か月
  • プロジェクトスコープ:会計・ロジ・人事など
  • プロジェクトメンバー:40名弱(うち、人事系は12名)

 

体制図はこんな感じでした~

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僭越ながら、プロジェクトリードをさせていただきました🤗

プロジェクトメンバーも複数の国から参画しており、かなりグローバル感あふれるプロジェクトでした🥥(モンスターボールみたいなんはインドネシアです笑)

 

でまぁ一言で言えば、「チャレンジングでエキサイティングなプロジェクト」やった訳なんですが、特に感じたことを1つ挙げるとするならばやっぱり「マネジメントの重要性」ですかね~(むっちゃ月並ですが🙄)

 

というのも、やっぱりマネジメントって言ってもそれぞれの国や文化でとらえ方が全然ちゃうからなんですよね😐

 

下の表は”Erin Meyer Culture Map”と呼ばれており、国や文化の違いによる8領域でのマネジメント形式の違いをビジュアル化したものです。

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Reference: Increase Your Team’s Performance with The Culture Map

 

こうやって見ると、同じアジアの国ということもあり日本とマレーシアで近いものもあれば、全然ちゃうやん!ってやつもありますよね~

 

もうちょっと、日本とマレーシアにフォーカスしてみてみるとこんな感じです😗

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「リード」「信頼」については日本の感覚と近く、逆に「判断」「スケジューリング」については遠いって感じですね。

 

実際プロジェクトを振り返ってみても、おおよそこんな感じだったな~と思います。

良い意味で人間関係を重視する文化なので、しっかりと関係を構築していればチームとしての判断も滞りなく進んでいたかと思います。(スケジューリングについてはよく議論していましたが笑)

 

まぁあくまでCulture Mapは相対的な傾向を可視化しているだけなので、実際はだれと働くのかによって違うかと思いますが、こんな感じで自分たちがどういう傾向なのか、一緒に働いているメンバーがどういう考え方なのかを知ることは、グローバルプロジェクトや海外勤務では重要かもですね😎✨

 

なんか、いつもと違ってマジメな感じになっちゃいましたが、たまにはいいってことにしましょう!(こういうの好きなコアな読者がいると信じています笑)

 

もっと色々聞きたかったら、ぜひオンライン飲みしましょう🍻笑

 

ひとまず、プロジェクトが無事に終わってよかったです!

ワークライフバランスを大切にしながら、とりあえず残っているHUNTER×HUNETERを見たいと思います~😊笑

 

ほな(´・Д・)」